ウィルコムが中国の検索最大手「百度(バイドゥ・ドット・コム)」と提携して,訪日中国人旅行者にPHS端末を貸し出してショッピング情報などを提供するサービスを11月にも始めると日本経済新聞が伝えています。
詳しくは正式発表を待ちたいところですが,先日のYahoo! JAPANとの提携で「今なら百度だろ~」とか心の中でつぶやきつつ,まじめにやるならそんなわけねぇかと思ったりしていたのですけども。もちろん,ずれているのは私ですが(笑)。それは置いておいて,内容をまとめると以下のような感じみたい。
- 日本へ観光・留学・仕事などで来ている中国人旅行者がターゲット
- サービス開始時期は本年(2008年)11月からを予定している
- 5,000円/週程度でウィルコムのPHS端末を貸し出す
- 初年度の利用者目標は3万人としている
- ウィルコムは収入源の多様化を進める
- 百度はサービスの強化で中国人富裕層のユーザー囲い込みを狙う
- ウィルコムと百度が共同運営するコールセンターを近く国内に開設する
- 中国人の専任スタッフを常駐させて観光案内などの問い合わせに応対する
- 来年以降に専用サイトの開設やクーポンの配信を行う
- ウィルコムと百度の両ブランドで専用端末を開発する