米連邦通信委員会(FCC)にてNTTドコモ向けのWindows Mobile 6.5 Professional 日本語版を搭載したサムスン電子製スマートフォン「docomo PRO series SC-01B」が2009年11月19日(木)付け通過しています。すでに発表済みなので特に目新しい情報はないですがちょうどメディア用として借りているのでさらっとフォトレポートを置いておきますよ(。・ω・。)ノシ
発売は来年2010年2月を予定。BlackBerryのようなストレート型QWERTY配列フルキーボード搭載。ソフトバンク向け「X01SC」はタッチパネル非対応のStandardだけど「SC-01B」はタッチパネル対応。ボディカラーはPurple Blackの1色のみ。
ディスプレイはTreo Proなどと同じ320×320ドット。感圧式タッチパネル。BlackBerry Boldと縦は同じだけど横が2/3という感じ。カメラは有効約310万画素/記録約350万画素。バッテリーは3.7V/1650mAhと大容量。サイズが116×60×12.7mm、質量が約130g。連続待受時間は500時間で連続通話時間は350分。キーライトがホワイト。通信方式はGSM/W-CDMA/HSPA対応。FOMAプラスにも対応。最大通信速度が下り7.2Mbps/上り5.7Mbps。GPSやBluetooth,無線LAN(Wi-Fi)に対応。iモード.netのモバイル版でメールの確認は可能で今後アプリ版も投入される予定とのこと。持った感じは悪くないしフルキーも押しやすいけどキー入力しているとタッチに意識はいきにくいかな。
並べるとなんとなくBBBとかでぶっちょに見える。カメラの右側にモノラルスピーカーが配置。カメラ上にはリセットボタンがある。カメラの左にFOMAカードスロット,そしてさらに左がmicroSD/microSDHCカード(最大16GB)スロット。microSD/microSDHCカードはバッテリーカバーをはずすと現われるけどバッテリーは外さなくても抜き挿し可能。内蔵メモリがデータ記録用約290MB/プログラム実行用約133MB搭載。BlackBerry BoldやX01SCと並べると縦に長いのが分かる。
左側面には音量上下ボタンやmicroUSB端子。右側面にはロックキーやカメラキー。本体左上隅にストラップ穴があるのも日本向けっぽい。上部および下部にはなにもなし。全体的な質感は悪くないと思うけど裏蓋がひどいというほどではないけどちょっとプラスチッキーなのは残念。この辺はサードパーティから良い裏蓋が販売されるのを期待。
オプションにはmicroUSB端子からイヤホンマイク端子やFOMA外部接続端子に変換するケーブルが付属するっぽい。また,ソフトバンク向け「OMNIA 930SC」などに付属していた伸びるストラップ形スタイラスも付くみたい。文字入力方式は日本語がAnvanced Wnnで英語はT9が搭載されている。
Windows Mobile 6.5標準のRevolver Menuのほか,サムスン独自のウィジェットが利用できるSamsung WidgetPlusやメールなどの着信数がわかるEventIndicatorなどのTodayアイテムが搭載。メニュー画面はWindows Mobile 6.5標準のハニカムタイプ。ピクトエリアをタップすると大きなアイコンが表示されるのも6.5の特徴。
話題のアプリケーションストア「Marketplace」やクラウドサービス「My Phone」などにも対応。Internet Explorer Mobileも拡大縮小やスクロールがスムーズになってヌルヌルになっていたり。まだまだソフトウェアとしては英語のままだったりするので詳細は省く。サムネイルが表示される3D表示のTaskSwitherやSprite Backup,RSSリーダー,タッチプレーヤー,Adobe Reader LE,Office Mobile,JavaVM,ストリーミングプレーヤー,スマート コンバーターなどいろいろなアプリケーションがプリインストールされている模様。
関連リンク
- 「SC-01B」製品情報(NTTドコモ)
- WM6.5対応のサムスン電子製スマートフォン「SC-01B」(ケータイWatch)
- PROシリーズ:コンパクトなストレートボディにタッチ+QWERTYキーを装備――「SC-01B」(ITmedia)
- ドコモ、Windows Mobile 6.5搭載のサムスン製スマートフォン『SC-01B』発表(マイコミジャーナル)
- ドコモ初のサムスン製スマートフォン「docomo PRO series SC-01B」(internet.com)