ウィルコムが会社更生手続開始の申立を受けて企業再生支援機構による経営再建を進める中でソフトバンクと投資ファンドであるアドバンテッジパートナーズの支援調整が難航していると伝えられていましたが,今朝の日本経済新聞にソフトバンクが支援に合意したと報道されています。XGP(次世代PHS)方式による次世代通信サービスは分離してそちらのみにソフトバンクは支援するとのこと。XGP事業の残りの50億円はウィルコムから出資みたいな形にできないのかなぁとか思ったり。もちろん,これらについても各社は否定のコメントを出していますが,とにかく支援が早く決まって次に動き出して欲しいところ~。(,゚Д゚)チョーガンガレ!!!
ソフトバンクは2日、臨時取締役会を開き、会社更生法の適用を申請したPHS最大手ウィルコムを支援する方針を決めた。出資額などを巡り投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)との調整が難航していたが、両者間で合意に達した。融資を検討する企業再生支援機構も近く支援の可否を最終判断する。約420万人の利用者を抱えるウィルコムの再建計画作りは最終局面に入った。
ソフトバンクはウィルコムから通信速度が速い次世代PHS事業を分割して設立する新会社に出資する。新会社の資本金は150億円で、ソフトバンクとAPが50億円ずつ出資、残り50億円は新たに出資者を募る計画。ウィルコム本体にはAPが全額出資する方向だ。