ソフトバンクがウィルコムの次世代PHS規格「XGP」方式を使ったサービスに対してまず2010年3月の時点で出資を決めたのは,2.5GHz帯の周波数を取得するためと言われてます。ただ取得してXGPをやってもあまり嬉しくないわけで,当然,中国で次世代携帯電話規格として模索されている「TD-LTE」を導入するのではというのはよく言われています。そんな中で,日経エレクトロニクスによれば2011年中にもこっそりと中身の技術をTD-LTEにして商用サービスをはじめるという筋書きをソフトバンクが持っているのではといった記事を掲載しています。さてどうなりますかねぇ~< ヾ(o´∀`o)ノ
まず,2010年末からTD-LTEを使った実証実験を国内で開始する。さらに,総務省に働き掛け,2011年前半にモバイルWiMAXサービスとの干渉条件の要求値を検討する。現在XGPに割り当てられている周波数帯域の近傍には,2575M~2595MHzの地域WiMAXや 2595M~2625MHzのUQコミュニケーションズのサービスがあり,これらへの電波干渉を避ける必要があるためだ注2)。これがまとまれば,2011年中にもTD-LTEの商用通信サービスが始まるという筋書きである。