NTTドコモがAndroid OS 1.6を搭載したシャープ製スマートブック「LYNX SH-10B」においてソフトウェアの脆弱性が見つかったため販売を一時停止すると発表しています。脆弱性としては「悪意のあるアプリケーションがインストールされた場合に、お客様のキーボード操作履歴が第三者により取得される可能性」があるというもの。ただし,現時点ではこの事象が発生するアプリケーションは確認されていないとのこと。
- 「ドコモ スマートフォン LYNX SH-10B」の一時販売停止のお知らせ(NTTドコモ)
- KDDIがau向けAndroid搭載「IS01」にメール関連の不具合でケータイアップデートを開始(memn0ck.com)
7日夜にメーカーより報告を受けて検証した上で販売一時停止を決定したという。同様の事象はau向け「IS01」でも判明していてこちらは8日の時点でオンラインによるファームアップで対応済み。累計販売台数は約7,000台だそうです。販売停止にするところはさすがドコモなのか……既存販売機種に対しては13日をめどにファームアップを予定。店頭販売はソフトウェアを更新した上で9月中旬より販売再開される見込み。