洋ぽん「WX310SA」のフルブラウザを選ぼう～「NetFront」のほかにJAVAアプリの「jigブラウザ」「OperaMini」

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　ウィルコムの三洋電気製“洋ぽん「WX310SA」”には元々フルブラウザ「NetFront」が搭載されているが、JAVAアプリで他のウェブブラウザをインストールすることも可能だ。現在、通常のウェブブラウザは公式アプリとして「jigブラウザ」、勝手アプリとして「OperaMini」が利用可能。jigブラウザは、パソコンのマウスのようにポインタを十字キーで動かして利用できるのが特徴で、すでにNTTドコモのiアプリやauのEZアプリ（JAVA）で1年以上サービスされてきているアプリ系フルブラウザとしてはじめてリリースされているもの。ウィルコム版は、ウィルコム公式アプリとして課金もウィルコムと一緒に請求されるなど、便利となっている。また、Opera miniは、京セラ製「WX310K」などに搭載されているフルブラウザ「Opera」のJAVAアプリ版となり、サーバーを経由して利用するケータイ向けアプリとなっている。

　jigブラウザは、公式サイト「CLUB AIR-EDGE PHONE」から「インターネット＞無線LAN/ツール＞jigブラウザ」でインストールできる。また、Opera miniは、jadファイルにアクセスすることでインストールできる。Opera miniは、操作がほぼすべてキーボードショートカットとなっており、ヘルプの操作方法を見ておく必要があるだろう。ただし、経由するサーバーが海外にしかなく、現状ではかなりページ表示まで重く、実用的とは思えないのは惜しいところだろう。

▼プリインストールされている「NetFront」。あまり評判はよくないが、gzip転送に非対応なのとケータイモードなのにスタイルシートを解釈するなどがちょっと悲しいが、慣れればそれなりに使えると思っている。タブブラウザで同時に3ページを開けるほか、ベーシック認証のユーザー名／パスワードを記憶してくれるのは嬉しい。

▼jigブラウザ。リニューアルしたデジタルARENAを閲覧しているが、上のほうのメニューがJavaScriptで構築されているので、やや表示が崩れてしまった。マウスのような使い方やサーバー経由で圧縮転送にも対応しているほか、契約プランを設定しておけばパケット代やお知らせモードもありユーザー目線のユーザビリティは嬉しい。初回ダウンロード時に5ページまで、その後は1日1ページのみ無料で使える。ただし、無料ページは閲覧しない日があれば繰り越される。

▼Opera mini。どうも経由サーバーが遠いのか、重いのかわからないがデジタルARENAはとても表示できるような状態ではなく、メモリ不足が表示されてしまった。しかも、キーボードショートカットで操作しているのだが、反応を受け付けているのかいまいちわからないので、思わず履歴を表示してしまった（笑）。しかも、履歴になにもないのが悲しい。一応、デジタルARENAの前にmemn0ck.comも表示していたのに。。。memn0ck.comはなんとか表示出きていた。

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