アクセスが同社の独自イベントおよび展示会「ACCESS DAY 2008」を開催しています。同時にLinuxベースのケータイ&モバイル向けプラットフォーム/ミドルウェア「ACCESS Linux Platform (ALP) v3.0」と「ACCESS Linux Platform mini」が発表されています。ALPは元々Palm SoftwareがPalmOSの後継として開発していたもの。同じくLinuxベースのケータイ向けプラットフォームを標準化しようとしている団体であるLiMo Foundationに取り入れられてようやく日の目を拝めそうです。最初にLiMo準拠のNTTドコモなミドルウェア「MOAP(L)」として出てくるんですかね。
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そのドコモの社長も講演で次期FOMAで「エージェント機能」導入を明言したそうですよ。キーワードとしては「QWERTYキーボード」「タッチパネル」「Bluetooth」「生活防水」「健康管理」「ブランドコラボ」あたりになるとのこと。携帯電話の進化は入出力機器がカギというのはまさにそうだと思いますです。ウィルコムやらイー・モバイルやら向けの機種にも採用されてくると楽しそうなんですけども。特に,miniなんかはCPU 200MHz/ROM 32MB/RAM 32MBで動くそうなのでうまく使いたいところ。とりあえず,期待したいところ~
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