ソフトバンクが2009年3月期決算説明会を開催しています。大きなところでは,グループ全体としての純有利子負債を2年後に半減させ,5年後にゼロにするという計画が語られました。また,この純有利子負債ゼロを達成するまでのは大規模投資は実行しないとのこと。それは比較するならドコモじゃなくてNTTグループ全体だろとか突っ込みどころ満載でしたが全体的に強気な感じでした。つか,iPhoneだけで済んでパソコンでインターネットしないなんてなんてアウトプットの少ない社員を抱えてるんだ( ̄▽ ̄)ノ という突っ込みは置いておいて突っ込みどころ満載で各所で話題ですがまんどくせー。
携帯電話事業についての内容は以下の通り。設備投資費は前倒ししてきたのでピークは過ぎたとのことで今後は横ばいもしくは減少するという予測でした。特に強調していたのは「お金がかかるのは基地局などのハイテクではなく鉄塔などのローテク」ということでしたかね。言っていることは間違ってはいないかと思いますけども。ARPUも音声が下げ止まってデータが向上していってクロスしたということでよりインターネットマシン時代が進むとのこと。
- 売上高は1兆5,628億円(前期比679億円(4.2%)減)
- 営業利益は1,713億円(前期比31億円(1.8%)減)
- 端末売上は販売台数減により減収
- 通信料収入は契約者数増加と割引一巡により増加
- 携帯電話純増契約数は2年連続No.1
- 月間の純増契約数は平成21年3月まで23ヵ月連続No.1を達成
- 平成21年3月末現在の契約数は2,063万契約
- 前期末から204万件(11.0%)増加
- 平成21年3月末現在の3G契約比率は90.4%(前期末から14.8ポイント上昇)
- 当期の総合ARPUは4,070円(前期から580円減少)
- 当期の音声ARPUは2,320円(前期から830円減少)
- 当期のデータARPUは1,740円(前期から250円増加)
- 当期の解約率は1.00%(前期から0.32ポイント改善)
- 当期の買替率は1.71%(前期から0.49ポイント改善)