NTTドコモがApple製タブレット「iPad」用の3G対応SIMを販売を検討中と報道


Apple製タブレットデバイス「iPad」のうち3Gモジュールを内蔵したモデルが米国向けに4月以降に発売予定となっていますが,SIMロックフリーをうたっていて技術的には日本に持ち込んで使うということは可能なわけです。それに対して読売新聞がNTTドコモがiPad向けにSIMカード単体で販売を検討していると報道しています。

iPadは現在国内のドコモやソフトバンク向けに採用されているSIMカードよりも小さい「microSIM」を採用していて通常SIMとして使うための下駄みたいなのが出ない限りは専用みたいにできるわけですね。先日の決算説明会でも辻村氏が技術的にはソフトウェアの対応など数ヶ月はかかるみたいなことを言っていましたが,今から準備すると間に合いそうな感じです。ただ,逆に言うとドコモからAT&Tのような回線とセットにしたモデルは今のところ出ないと考えていいということでしょう。まぁ,公式発表があるならそれを待ちましょう~(。・ω・。)ノシ

 NTTドコモが、米アップルの新型情報端末「iPad(アイパッド)」の日本での発売に合わせ、「SIMカード」単体での販売を検討していることが30日、明らかになった。

 今後、海外で一般的なように、通信会社と携帯端末を利用者が自由に選ぶことができるきっかけになる可能性もある。

 国内の大手通信会社がSIMカードを単体で販売するのは初めて。ドコモは、アイパッド利用者の通信需要の取り込みを狙う。

 アイパッドは、電子書籍やゲームなどのコンテンツ(情報内容)を無線LANや携帯電話の通信機能を使って入手する仕組みだ。携帯電話の通信機能を使う機種は「SIMフリー」の仕様で、SIMカードを別途購入する必要がある。ドコモは、この機種が発売される6月以降に合わせてSIMカードを販売する方向だ。

 アイパッド向けSIMカードは、携帯電話用の半分程度の大きさで、携帯電話との互換性はない。だが、米グーグルもSIMカードを利用者が自由に差し替えて通信会社を選択できる携帯電話「ネクサス・ワン」の国内販売を予定している。このためドコモは、携帯電話向けのSIMカードの販売も検討している。今後、外国製の人気端末が普及すれば、端末と通信会社を利用者が自由に選択できるSIMフリーが、日本でも進む可能性がある。

 国内の携帯電話機は、例えば、ドコモの携帯電話機間ではSIMカードの差し替えが可能。しかし、ソフトバンクの電話機とは差し替えて使うことができない。

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