日本通信がNTTドコモの3G(W-CDMA/HSPA)網を利用したMVNOサービスとしてデータ通信が利用できるSIMカード「通信電池 b-mobileSIM」を2010年4月5日(月)から発売することを発表しています。第1弾として発売されるのがこれまでの通常のFOMAカードと同じタイプの「b-mobileSIM U300」。SIMカードをSIMフリーの通信機器に装着することで利用するとのこと。データ通信専用で国内のみで利用可能。音声通話はできないという。通信速度はベストエフォートで上下とも300kbpsを超えた辺りが上限。パッケージは,1年パッケージが2万9800円,6カ月パッケージが1万4900円,1カ月パッケージが2980円の3種類。直販オンラインショップ「bマーケット」で販売される予定。また,今後はAppleが発売する「iPad」が採用するmicroSIMなどにも対応していくとのこと。後は海外デバイスががしがし技適を取得するのを待つばかり。Nexus Oneみたいな魅力的な機種をどんどん使いたいですよねぇ~(。・ω・。)ノシ
総務省がSIMフリーに向けた議論を行うということを受けての発売とのことで,今回のSIMカードに対応する製品についてはアナウンスされていないが,JATEおよびTELECの認証を通過した製品での利用を想定しているという。更新パッケージだともうちょい安いかもですかね。更新パッケージで1日利用とかもできるようになるとよいかも。NTTドコモがプリペイドサービスをやっていないのでそういう意味でも価値がありますね。帯域制限しつつ価格を抑えてというのもとても日本通信らしいサービスだと思います。以下,三田社長のコメント。
「次世代インターネットを実現するオープンなモバイル環境構築においては、総務省のリーダーシップのもと、日本は世界をリードしています。しかしながら、SIM ロック問題により、日本及び海外のメーカーは日本市場に入りにくい状況が続いていました。SIM パッケージ発売により、様々なメーカーが製品を市場投入し、そうすることで日本のお客様は、先進の次世代インターネット製品を、世界最高の3G ネットワークで自由に利用できるようになる、このような環境づくりを、日本通信はさらに推進してまいります。」