ライブドアと国立情報学研究所(NII)が公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」を利用した国際学術無線LANのローミング基盤「eduroam(エデュローム)」の共同実証実験を2010年3月8日(月)から開始したことを発表しています。期間は2011年3月31日まで。欧州の学術研究機関による組織「TERENA(The Trans-European Research and Education Networking Association)」が開発した学術研究機関用の無線LANローミング基盤。eduroamに参加する学術機関の教職員や学生が海外を含めて他の参加機関に訪問したときに所属機関が発行したユーザーIDを使って各機関の無線LANアクセスポイントを無償で利用できるとのこと。今回の共同実証実験では「livedoor Wireless」アクセスポイントのSSIDに本実験用のシグナル「eduroam-livedoor」を追加してeduroamに参加する学術研究機関の教職員や学生は、「eduroam」用に発行されたユーザーIDとパスワードを使って「livedoor Wireless」の利用が可能になるとのこと。