NTTドコモからすでに発売中のフルキーボード搭載Androidスマートフォン「Optimus chat L-04C」および明日31日(木)に発売が開始されるAndroid 3.0搭載8.9インチタブレット「Optimus Pad L-06C」を受けてLGエレクトロニクス(LGE)製スマートフォンやタブレットデバイスなどを応援するWebサイト「Optimus FAN SITE」がオープンするということで,29日(火)に開催されたキックオフイベントに参加してきましたよ。イベントでは,ファンサイトの概要説明やLGEの担当者からのプレゼン,食べ物や飲み物を交えながら質問タイムなどが行われました。簡単ですが,イベントレポートを行いたいと思います。また,これに伴ってこの「memn0ck.com」および「S-MAX」にてOptimus chat L-04CおよびOptimus Pad L-06Cの試用レポートをmi2_303さんと一緒にお送りしたいと思います!
Optimus Fanサイト代表のKzouさんが挨拶とファンサイトの概要を説明しました。2011年2月10日からプレオープンしていたそうで,ユーザー主導の非公式サイトという立ち位置となるそうです。今後,端末レビューやアプリ紹介などの記事を追加していき,初心者からヘビーユーザーまで活用できるサイトにしたいということでした。
すでに,初心者向けのFAQを追加していっていますが,今後は,実際にchatやPadを購入したユーザーを集ってオープンなブロガーイベントも開催していくとのことです。さらに,海外のOptimusシリーズの情報も掲載していくそうなので,最先端デバイスの情報も得られるようになると嬉しいですね。Twitterアカウント「@OptimusFanSite」でも情報配信するそうですので,ご参照ください。
続いて,LG Electronics Japanの渡邉一孝氏から「Optimus chat L-04C」および「Optimus Pad L-06C」について商品説明がありました。chatについては,苦労したのはやはり最大の特徴でもあるフルキーボードだったそうで,まず,どうしようというところからはじまったということでした。探り合いのすえ,ハードウェアの構造を3回変え,最終的には非常に完成度が高く仕上がったのではないかということでした。なにせ,はじめは,細かいところでキーボードデザインが違和感があったそうですが,それがハングルのキーボード配列だったからだったそうで,キーボードレイアウトはすべて日本でやるというところまでこぎつけて開発したということですので,かなり大変だったのではないでしょうか。フルキーボードでもディスプレイの下にある3つのハードキーの配列と一緒にしている点やFnキーは左にあるのでサブキーは右に配置している点,FnとTabキーを一緒に押せるよねということで色々な組み合わせでキーショートカットが用意されているのもフルキーボード派には嬉しいですよね。キーの色もデザイナーの視認性が悪いのでライトを変えたりしており,最終的にはきれいな色に仕上がっているということです。正直,chatはスペック的には弱いなというのはあるが,スマートフォンをヘビーに使ってないユーザーからするとどこまで利用するのかというのがあるので,メールやSNSなどの基本的な機能を利用するのに十分なものになっているということでした。特に,やはり,キーボードがあるのが非常に重要で,実際に利用していた感想としてタッチのスマートフォンを使っている人でも段々とフルキーボードが便利になっていき,例えば,ユーザー名やパスワードなどのログイン情報を入力する場合などのアルファベットを入力するのには非常に便利だったそうです。この辺りは,確かにそうで,アルファベットを多く入力するほど,日本語とアルファベットが混じった文章を入力するほど,フルキーボードは便利ですよね。
一方で,Padのなにが苦労したのかというとやはり初めてのAndroid 3.0搭載デバイスであるという点だったそうです。特に,Padは,海外でも同等製品を発売予定ですが,日本がはじめに発売する国となったそうで,アメリカでも4月以降に発売されるとか。で,実際に,触った感じでは2.xと3.0でなにが違うのかというと,一番初めに気づくのは,ホーム画面が横画面だということで,縦画面を想定して作成されたアプリを使うと少し使いづらいそうです。また,画面レイアウトをみると通知とかが下に来て,上にメニューとかがきた点が従来のAndroidと異なっているそうです。さらに,Android 3.0 (Honeycomb)では,マルチタッチが10本まで認識するのが特徴で,さらに自由度の高いアプリが開発されるのではないかと期待しているそうです。利用していくと,2週間くらい触って他のこれまでのスマートフォンが使いづらくなってしまうくらい,3.0のほうが楽で使いやすくなったということで,早く弄りたいですね。Honeycombアプリはまだ少ないが今後増えるのも楽しみですね。他にも,デュアルコアのAndroidタブレットは国内初で動作速度が快適な点や,アウトカメラが2つ搭載されていて3Dムービーが撮影でき,miniHDMI端子からテレビなどに出力できる点をアピールしていました。Padは,プリインストールアプリが3Dカメラ系とドコモマーケット,e取説くらいしか標準のHoneycombに追加していないそうで,少し物足りないので,メーカーアプリサイトを立ち上げるそうで,「LG World」というWebサイトがブックマークに登録されているとのことです。LG Worldでは,LGEのサーバーからアプリを配信するため「設定→アプリケーション→提供元不明のアプリケーション」にチェックを入れないとインストールできませんが,電子書籍や動画配信アプリで独自に無料コンテンツを提供するとのことで,例えば,「QTV」という動画配信アプリでは,LG Worldからダウンロードしてインストールし,アカウント登録すると3ヶ月(1500円相当)分が無料で利用できるようになっているそうです。LG Worldは,公開1~1.5ヶ月で45アプリ程度,1年で100アプリ程度を用意する予定だとのことです。この他,Padを購入した人に先着3000名にBluetooth対応ネックヘッドセットがプレゼントされるキャンペーン(キャンペーン以外でもドコモショップで別売りされるそうでなかなかよさげなBluetoothヘッドセットでした)や,別売りのカバーやドックステーションなどが紹介されていました。Padは明日発売ということで楽しみですね!