京セラの2008年3月期決算発表会が2008年4月28日(月)に開催されていましたが,そのときのプレゼンテーション資料やスピーチ原稿が公開されています。”「持続的な事業拡大」を目指す取り組み”と題され,携帯電話・PHS関連については三洋電機の通信事業を買収したことで,さらなる事業拡大をめざすそうですよ。
ひとまず三洋の統合は完全に一緒になるわけではなく「移動体通信機器第2統括事業部」として既存事業とは別部署になるみたいですね。まぁ,徐々に連携していくんでしょう。ただし,次世代PHSの基地局開発については開発を1.5年前倒ししなければならないため三洋チームと完全に統合してやるみたいです。その他,気になった点は以下の通り。とりあえず,以前のロードマップにあった機種はそのまま発売されそうですかね?WS017~WS020が空いているので“K”にも早く出してほしいところです(≧▽≦)ノ 法人向けのシェア確保のために自営対応機種を出そうってのかな?なんだか日本無線がかわいそうな気が!?ライセンス料あるからいいのかな…。AWSはAdvanced Wireless Servicesかな。
- auで端末シェア30%をめざす
- au向けは「KYOCERA」「SANYO」の2ブランド体制を維持
- au向けの技術の統合によるラインアップの充実
- WILLCOMで音声端末シェア50%をめざす
- WILLCOM向けの高機種モデルのラインアップ
- WILLCOM向けの普及モデルの機能強化
- WILLCOM向けの法人向けの安定したシェア確保
- 北米市場シェアトップ3をめざす(現在5位)
- 海外向けはタッチパネルやQwertyキーなどのトレンドに対応
- ODMでGSM対応製品を南米市場に投入してW-CDMAの販売へ橋渡し
- USAにおける1.7GHz帯でのAWS対応製品を他社に先駆けて投入してシェア獲得
- 海外向けではスマートフォンやW-CDMA対応機種を投入予定