NTTドコモが「クローンケータイを確認」とする一部報道を受けて,国際ローミング先の海外キャリアの基地局設備の機能不足により認証ミスがあり,国内のFOMAユーザー誤課金したことを明らかにして,クローンケータイの存在をあらためて否定した。今回の事象は,解約済のFOMAカード(USIMカード)を海外で装着して通話できてしまったため,誤課金が発生したとのこと。これは海外キャリアの一部は「個体識別番号(IMUI)」のみで認証を行っていたが,IMUIをこれまで解約してから一定期間の後に同じ番号を再利用していたことから起こったことで,今後はIMUIを再利用しないことで回避できるという。
- ドコモ、海外キャリアの認証ミスで誤課金発生(ケータイWatch)
- 「クローン携帯を確認」は誤報──ドコモがコメント(ITmedia)
- NTTドコモ、“クローン携帯電話機”の製造は技術的に不可能と再表明(ASCII24)
- ドコモ、解約済みSIMカードで6件の誤接続・誤課金–クローンの可能性は否定(CNET)
- ドコモ、23日付けの読売新聞のクローン携帯初確認の報道を否定(RBB TODAY)
- 中国などで不正通話6件 ドコモ、海外認証に不備(Sankei Web)