JEITAが2006年度10月の移動電話国内出荷実績を公開。PHSがブレーキ


MNPが開始された10月は,各社の秋冬モデルが出揃ったこともあり,携帯電話・PHSの出荷台数総数は前年同月比111.8%の367万7,000台となった。3G端末が350万台(同140.1%),2G端末が9万5,000台(同14.1%),PHS端末が8万2,000台(同67.3%)となり,完全に2Gから3Gに移行したほか,好調だったPHSがややブレーキがかかっている。ただし,PHS端末を供給しているメーカーのうち,JEITAの統計にカウントされているのは京セラ,三洋電機,シャープ,セイコーインスツル,NECインフロンティア,デンソー,日本無線,パナソニックモバイルコミュニケーションズ,富士通の9社となり,現在において主力となるネットインデックスなどがないことから,直接PHS端末出荷台数とはならないようだ。

ウィルコム(PHS)はW-SIMとかMVNOとかあってもうよくわからんですよ。フツーに考えたらW-SIM対応機種のガワだけ(単体販売)の台数は含まれないですよねぇ。12月は“赤耳”が出るから多少盛り返す?と思ったけども,アルテルやネットインデックスも統計参加会社ではないので含まれないようですね。11月は純増数からいってもかなり落ち込みそうですね。JEITAで出している数値は,1) 統計として集計しているのは、統計参加会社の国内出荷の合計値で,2) モジュール(テレメタリング等)やカード型通信端末も含むもの,とのこと。まぁ,ある程度はウィルコムの純増数と相関があるようなので,目安にはなるのかなと思いつつ。逆に,純増数のほうには解約者数が引かれていたり,機種変更ユーザーはカウントされないので,実際には両数値はかなり関係ないはずなんだけども。

[IMG] s_20061212_jeita.jpg

関連リンク


2 thoughts on “JEITAが2006年度10月の移動電話国内出荷実績を公開。PHSがブレーキ”

  1. 出荷って、計画的に、出す出さないを決めてる訳で。それイコール事業が支持を得てるかに直結するのはどうなんだろう。
    日本のマスコミはもっと長期的な目で色んな報道をして欲しいな

コメントを残す

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください