ウィルコム・J:COM・東京農工大学・NICTが参加して2005年8月から研究していたPHSサービスのバックボーンにCATV網を利用するという実験に成功したとのこと。リリースではISDNすらない山間部などを対象にとなっているけども,都市部などでもISDNから切り替えるということもありだと思われる。わざわざ新たに光IP網を敷かなくていいこと,基地局設置場所の確保などの手間,CATVとのFMCによるWIN-WINな関係などメリットもあるはず。というか,もう一歩踏み込んだ個人向けナノセルサービスマダー??? その前段階という認識でw
関連リンク
- ケーブルテレビネットワークを活用したPHSサービスの拡大((独)情報通信研究機構(NICT))
- ケーブルテレビネットワークを活用したPHS サービスの拡大 実証実験に成功 [PDF](ジュピターテレコム)
- 鈴木康夫研究室(東京農工大学)
- ケーブルテレビ網を利用したPHSエリアの拡大実験に成功(ケータイWatch)
- CATVネットワークでPHSのエリア拡大──ウィルコムとJ:COMが実証実験に成功(ITmedia)
- ケーブルテレビとPHSの連携が実現(ITmedia)
- ウィルコム、過疎地での PHS 利用に向けた J:COM との実証実験に成功(internet.com)
- ウィルコムとJ:COM、CATV網を利用したPHSサービスの実証実験に成功(RBB TODAY)
- NICTなど、CATVでPHSサービスを拡大する実証実験に成功(CNET)
- ウィルコムとJ:COM,CATV網をPHSのインフラに利用する実証実験に成功(日経ITPro)
- NICT,CATV網を活用したPHSサービスのエリア拡大実験に成功(日経ITpro)
- NICT、ケーブルテレビネットワークを活用したPHSサービスの実証実験に成功(日経プレスリリース)
あれ?むしろJ:COMなんかはバックボーンが光化されてるから図を見る感じだと、どっちかといったら光IP化の一手と考えるべきかな。
後、無線装置も小さそうだからすでにCATV導入しているところへの設置場所の許可うんぬんの処理が楽になるとかそういうの。
もちろん、CATV導入しているところなら個人向けナノセルサービスチックなことできるんだろうけど。
(イメージでは室内にナノセル置くのを想像したので、あれだけど、外でいいならそれでできるかな。)
アクセス網のIP化を考慮した構成ですか。
クロック抽出をCATV網から行っているのが目新しいですね。
GPSを乗せるほうが金かかるんですかね
個人ナノセルカモン!
実家に電柱立てて公共に電波くらい提供しますので。w
なんか上手いこと言って、国土交通省の持っている道路管理用の光ファイバ網も使えないかなー。道路から微妙に離れた部分をワイヤレスで監視します、あたりで。
> 国土交通省の持っている道路管理用の光ファイバ網も使えないかなー。
使えますよ。
国土交通省/事業総括調整官室/河川・道路管理用光ファイバーの利用者募集について
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/fiber/