先日行ってきたOperaのKrogh副社長へのインタビュー記事が公開されていますよ。特にこれといった内容はなくて,なんだか概論っぽくなっちゃいました。コア度はARENAということで落としたつもり。記念にTシャツとストラップをもらいました!売ってもいるらしいですが(^^;
この記事だといまいちなにがすごいのかわからない気もしたり。なによりマルチプラットフォームで,貧弱マシンでもちゃんとパソコン向けWebサイトを閲覧できるのがすごいところなんじゃないかと。29aさんの「見れる」じゃなくて「使える」ってのがいい表現ですね。NetFrontみたいにやたらとメモリ不足になったりしないしね!(ぉ 各デバイスへのチューニングがかなり行われているということなんだと。
んでもって,Operaサーバーサービスは今後のOperaの方向性としては大きなトピックだと思うんですよね。「WX320K」向けのものはお世辞にもよくできているとは思えないんですが,Webアプリ/ウィジェットをすべてのプラットフォームで共通利用して,データをシェアするってのは時代の流れだと。GmailやGoogle Doc&SpreadsheetsをはじめとしてPCではWebアプリがだいぶ波が来てますよね。gooラボのデスクトップのやつなんてそこまでやるかみたいな感じですし。実用的になるのはレスポンスなども含めるとちょっと先な気もしますがデータのシェアや同期というのは永遠のテーマなのでどうなるのかなという感じです。
同時に,Web2.0とかデジタル家電普及な側面からも各社アプローチしていてAppleはApple TVやiPhoneなどというようにやっぱりハードウェア屋さんとして,AdobeはWebアプリをWebブラウザを介さないで利用できるマルチプラットフォームなApolloというようにソフトウェア屋さんとして対応しようとしていますよね。GoogleはGoogle Phoneの噂もあるし,Appleのような戦略も取るのかな。もちろん,MicrosoftはOS屋さんとしてでしょうね(笑)。そういう中にあって,すでにWiiやケータイに搭載されているOperaはMicrosoftなどに続いて一歩リードと考えていいでしょう。今挙げた企業の中ではかなり小さいわけで,がんばっているのかなというところでしょう。
とはいえ,直近としてはやっぱり京ぽんシリーズについては「PCサイトビューアー」で実現している複数ウィンドウ(もしくはタブ)化だとかといった使い勝手をよくする機能強化のほうが対応して欲しいですけどね。まぁ,Webサービスとの連携とかはそれらがきちんとされていての話でしょう。タブ化とかの次あたりにFLASHのバージョンを上げて,Youtubeとかのムービーを見れるようにとかになるんですかねぇ。
なんだか何を書きたいのかよくわからなくなってきたけど,Operaにがんばって欲しいってことですよ(笑)。書いてる本人の理想像(考え)が定まってないからいまいち内容がぶれてるっぽいです。後,Operaサーバーサービスのオンラインストレージと外部メモリ(もしくは本体メモリ)を同列比較しているのを見かけますが,ナンセンスだなと。本来は両方あってしかるべきで,それぞれ違う機能でしょうと。WX320Kには外部メモリスロットがないんでそういう話になっちゃうんでしょうけど。いや,しかし,ふぇちゅいんさんじゃないけどぺらぺら英語な人たちと通訳なしで渡り合えるようになれるといいんですけどねぇ。仕事をしつつ…。
関連リンク
- 【キーマン直撃】「Opera」はどこがスゴイのか?(29a TODAY)
- デジタルARENAにmemn0ckさんの書いたOperaの記事(みどりうかブログ)
- Operaの中の人にインタビュー!(京ぽんG)
- Operaの人インタビュー by memn0ckさん(useWill.com)
良かったね