レカムがKES製「9(nine)」好調を受けてウィルコム向け端末ラインナップ強化をめざす


2007年5月28日にウィルコムの「9 nine(WS009KE)」を開発/製造しているケーイーエス(KES)の親会社となるレカム株式会社の平成19年9月期 中間決算短信が発表され,同時に中期経営計画策定も発表されています。その中で,9(nine)の販売が好調であり,今後はウィルコム向け端末のラインナップを増やしていく計画とのこと。ネットインデックスも力を入れているようですし,このあたりはいつ頃になるのかわかりませんが,機種数が増えていくような感じですね。ACCESS/NetFrontベースのやつはちゃんとプラットフォームが共通化されてるんですかね。できれば,なるべく完成度を上げて欲しいところです。東芝のもこっちっぽいですし。

現在、販売が好調なPHS端末のラインナップを増やしていくことにより、売上拡大を図ってまいります。

また,そのレカムの社長である伊藤秀博氏のブログには4月度に9(nine)が部品調達不足により品薄になっていたことが書かれています。

nineに関しては12月の発売開始から大変な人気となり、1月以降、当初の予定出荷数に対して大幅な増産に対応してきました。しかし、部品の中には4ヶ月前後の納期のものがあり、再三に渡り前倒し調達の努力はしてきたものの、4月中旬に調達が一時止まる事態となりました。結果として相当数の出荷が5月連休明け以降に延伸してしまったのが要因であります。

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