アッカ・ネットワークス主催のセミナー「M2Mアジアフォーラム 2007」にて,ウィルコムリューション営業本部ユビキタス事業推進部長である荒木健吉氏が講演を行い,ウィルコムのM2Mサービスの現状を紹介しています。
興味深いのは「無線通信での常時接続型ネットワーク」で「端末からLACまではドーマント、つまり常時接続のように見せて、必要ないときには止めている形。アクティブ状態であれば300msec程度でPINGが戻ってくる。ドーマント状態で、センター側から呼び出した場合は13秒程度でレスポンスが返ってくることがわかってきた。サービスとして実現していないが、個々の機器にPHSをつけていくと、1つのサーバーで大きなWANが作れる。」とのこと。そんな荒木氏の講演が12月18日(火) 14:20~15:30に明治記念館でもあるそうですよ。以下,記事の気になったところ~
- 次世代PHSを2010年に開始する
- 無線通信での常時接続型ネットワーク
- 防水端末や組込モジュールなどさまざまな端末をラインナップ
- パケット通信タイプも用意
- 国内エレベーターが50万基程のうち30%以上はウィルコム
- LPガス(集合住宅向け)380万台
- プリクラ機数万台
- 一戸建て向けテレメトリングは将来的に進出を図る
- 今年~来年:電子マネー・自販機・コインロッカー・パーキングなど
- ホンダ向けは電波特性を変更した特別な通信カード
- マンホールにPHSを取り付けた
- 基本料は回線数で安くなる
1,000回線未満 700円/月 1,000~5,000回線未満 540円/月 5,000~10,000回線未満 450円/月 10,000回線~ 300円/月