アッカと日本通信がそれぞれにW-CDMA/PHSなどに対応した無線サービスを展開へ


アッカ・ネットワークスがNTTドコモのW-CDMA網を借り入れたMVNOサービスを提供することで基本合意したことを発表しています。また,さらにアッカでは,NTTコミュニケーションズとウィルコムの3社で新サービス提供に向けて共同検討すると発表しています。これは,アッカとNTTコミュニケーションズの通信網やウィルコムのPHS網を使って,シームレスに通信できるサービスなどを検討していくというもの。

これとは別に,日本通信もNTTドコモとのMVNOサービスの利用において基本合意に達したと発表しています。すでに,日本通信では,iモード網を使ったGmailや.Macのメールをプッシュ配信できるようにするサービス「コネクトメール(ConnectMail)」を開始していますが,非iモード網でのMVNOサービスについては契約が難航しており,総務省の体裁により基本合意となったとのこと。今後は,ウィルコムのPHS網とNTTドコモのW-CDMA網をシームレスに利用できる「ドッチーカ(Doccica)」を含めサービスを展開していく予定とのこと。

ドコモやイー・モバイルなんかのパソコン向けデータ通信サービスも非HSDPAエリアだとウィルコムの通信速度よりも劣ることが多いですし,うまく連携していくと便利になりそうですよね。ドコモとしても非HSDPAエリアで,ウィルコムにデータを追いやれるなら嬉しいところでしょうし…。アッカも,イー・アクセスに株主提案を受けていましたが,対抗していくようですね。一応,ウィルコムは,ADSLサービスでアッカを使ってますし,2.5GHz帯では別グループでしたが,今後はうまく手を組めればいいですねぇ~

関連リンク

アッカ

日本通信


コメントを残す

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください