ウィルコムなどが電子カルテで健康管理を行う「ポケットカルテ」の正式運用を開始


ウィルコムなどが電子カルテをを使った医療関連サービス「ポケットカルテ」の正式運用を開始したことを発表しています。参加しているのは,ウィルコムのほか,日本サスティナブル・コミュニティ・センターの健康・医療・福祉分野情報化プロジェクト「どこカル.ネット」とアピウス、フェイス傘下のメディカルコミュニケーション。利用料は無料。2008年6月からウィルコムユーザーを対象として試験サービスが実施されていましたが,正式サービス開始によって他社の携帯電話からも登録が可能になったとのことです。ただし,ケータイからの利用はウィルコムに限定。これは病院内での利用を想定した措置で,携帯電話で登録したユーザーはパソコンなどで確認するのみ。携帯電話は病院内での利用が制限されているためで,PHSのウィルコムは病院での導入実績もあるからとのこと。

ポケットカルテは,ユーザーの健康情報を電子化して一元管理することで健康管理や診察時の利便性向上を図るサービスで,担当医師の診療方針を他の医師に相談しやすくなるほか,医療機関側も患者の病歴などの把握が容易になるもの。年内にもモバイルに対応した薬の服用管理機能や薬の外観から効能などを検索する機能などが搭載される予定。2009年3月には,アピウスの医療機関向け電子カルテシステム「エクリュ」に診療情報を出力する機能などが搭載される計画もあるそうです。

関連リンク


コメントを残す

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください