NTTドコモから発売される国内初Androidケータイ「HT-03A」のブロガー向けイベントに行ってきた


NTTドコモから明日(7月10日(金))についに発売となるHTC製スマートフォン「docomo PRO series HT-03A」のHTC Nipponが主催するブロガー向けイベントに行ってきました。ブロガー向けイベントとしては珍しく1人1台(全部で70台とのこと)が用意されていてプレゼンテーションを聞きながらいじることもできてなかなか良かったです。ただ,FOMAカードが装着されたやつは10人分くらいしかなかったとのことで無線LANにて通信は行わなければならなかったのは電話機としてはちょっと残念でしたね。後,電池の持ちは発表会時よりもかなり改善されたとのことなのでもしかしたら仕様表も変わるのかも。そして,なんと予備バッテリーがはじめからついてくるとのことですよ。

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六本木ヒルズにあるアカデミーヒルズ40にて「”ケータイするGoogle” docomo PROシリーズ HT-03A Touch&Try イベント」が開催された。なにやら発表会やら取材で会ったことのある人がたくさんいたり。会場に入るとすぐにGClueの佐々木さんに声をかけてもらったり,HTCの田中さんに挨拶したり。佐々木さんが「HTC Hero」を買ったといっていて「いいなぁ~」とか言っていたり。見せてもらえばよかった。K-MAXから参加しているせうさんやなははさんと合流して一番前の席に座ってしまった。

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司会はアジャイルメディアネットワークの田嶋さん。HT-03Aでの無線LANの設定やらGoogleアカウントのアクティベーションの説明などをしたり。TsudaることもOKと書いてあったり。特に中継しなかったけど。中継するほど面白い話はなかった感じ。

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NTTドコモ フロンティアサービス部 山下哲也氏。1999年にiモードを開始し、10周年となる2009年に新しい世界となるAndroidをスタートする。iモードは入っていない。画面が黒くなっているのは、ケータイではできなかったことをAndroidからはじめられるというのが大きなポイント。

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あんなことこんなことは具体的にどんなことかというと、ドコモがプリインストールした「羅針盤」アプリを入れた。4つの機能があり、1. ランドマーク検索、2. コンパス、3. 水平チェック、4. 最後に星座の早見表。歴史の変換点、発想の変換点。もう一歩進められるのが、開発者およびユーザーとなる。明日、いよいよ発売開始となる。7月10日から変わった。インターネットとシンクロするなどの方向性の転換もある。これがドコモのチャレンジとなる。これからの10年にどうなるのか、ドコモのイノベーションがどうなるのか見守って欲しい。

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グーグル アンドロイド統括部長 日本およびアジア・パシフィック トム・モス(Tom Moss)氏。Android OS 1.5を出した時にYoutubeのアップロードの経時変化を取ってみたが、かなり増えていてユーザーが喜んでくれたのがわかった。モバイルインターネットが成長するんではないかと思っている。開発者が作ってくれるアプリケーションが非常に大事だと思っている。Androidマーケットですでに6300以上の、平均で40以上のアプリケーションをダウンロードしている。クラウドがモバイルに来る。

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Googleとしては、Gmail、Googleカレンダーなど、いろいろなサービスがクラウド(サーバー)側で自動的にデータが保存されるし、それをモバイルで活用することができるようになった。Googleは、はじめは検索サービスの会社なので、HT-03Aにも検索の機能をいろいろ入れた。例えば、サーチの場合は、おなか空いたからラーメンが食べたいとしたときに検索すると今いる場所の近くのラーメン屋だけが表示されるようになる。友達が進めるラーメン屋というのも出せるし、それらをストリードビューでも見ることができる。Googleマップがあればどこでも迷うことがない。Gmailは便利。Youtubeにアップロードすることが可能。これらを同時にできる。バックグラウンドで動いている。

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HTC Nippon ビジネス・ストラテジー&マーケティング ディレクター 田中義昭氏。Android搭載端末はすでに約23カ国で発売されている。現地語でプレスリリースが出ているので見逃したものもあるかも。HTC HEROは除く。HTC Magicはバルセロナで発表し、ドコモから続けて発表になった。そして、HTC HEROが発表された。

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HT-03Aはなぜタッチなのか?実はタッチだけにこだわっているわけではない。いろいろな選択肢を作って、ユーザーに選んでもらうという方針を持っている。直感的に操作するという意味では、タッチ操作が優れているのではないかと思っている。ハードキーでいろいろな機能をアサインしていくと対応しきれないことになってくる。Iconic Simplicity(シンプルの極み)。完成形ではなく、アプリケーションなどを追加していくことによって進化していく。50mmよりちょっと幅広のほうが手になじみ片手操作がしやすいというサイズになっている。日本からのインプットでグローバルに広がってきている。

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○○初というのに非常にこだわっている。HT-03Aは日本初のAndroidケータイで、片手操作のスマートフォンの定番化、HTC MagicはAndroidケータイの地理的な広がり、世界と同じタイミングで発表・発売、HT1100のときは海外で発売されてから1年かかったが、HT-03AはHTC Magicの発表・発売からすぐに、多彩なラインナップ、モバイルインターネットの階段を上がっていく。プロの目線ではなく一般の消費者から見たらどうなのかを考えて欲しい。スマートフォンはこれまでガジェット好きやマニアに受けていたがそれをより広いユーザーに広げたい。クラウドケータイがあるのかわからないが、それを進めたい。脱ガラパゴスとしてグローバルケータイとして受け入れられて欲しい。

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iモードやiモードメールには対応していませんが会場に来ていたNTTドコモの担当者は「対応できるようにがんばる」とのことでした。特になにが障壁なのかというところでiモードメールを対応させるに当たってはサーバーとかをただ対応させるのはそれほど大変ではないみたいなのですが,実際に対応させるとなると迷惑メール対策などの設定がiモードじゃないとできないとかでそのあたりの対応をどうするのかというのを料金の面も含めてどこをどう対応させるかといった問題があるとのことでした。こっちとしてはまずは使えないことにはどうにもならないので通常のiモード端末と同じ315円かかったとしてもまずは対応して欲しいということを伝えておきましたけども。というか、面倒ならiモードも含めて一気に対応しちゃえばいいのに。オープンにして( ̄▽ ̄)ノ

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下部には通話用マイクおよびUSB miniB端子、上部および右側面にはなにもなし。左側面には音量上下キーが配置。裏面のバッテリーカバーをはずすと右下にmicroSDカードスロットが搭載。microSDカードは2GBのものが付いてくる。仕様では最大4GBまでだけど16GBも認識した。ちなみに、microSDカードがないとAndroidマーケットからのアプリケーションも追加できないらしい。アプリケーション本体は本体メモリに導入されるけど、データがmicroSDカードに保存されるらしい。

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バッテリーは1340mAh/3.7V。iPhone 3GSとの比較。会場にはiPhoneユーザーがたくさんいた。というか、ほとんどがスマートフォンユーザー。国内メーカーの通称ガラパゴスケータイのみを使っているという人は本当に数名くらいしかいなかった。普通の人にとってどうなのか?というところを気にしていたがちょっと参加者の層はまったく違うという感じ。そういう意味では先日のサムスン電子がやった「OMNIA pop 931SC」のイベントのほうが良かったのかな。あれはアメーバブログのイベントに相乗りしただけだけども。

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質疑応答のムービー。音声だけなので動画である必要はなし。なんかはじめのバッテリーの質問以外はAndroidマーケットのものばかりだったような。あー、後、いろんな色出るの?いろんなAndroidケータイ出るの?とかちょっと面白かったかも。まぁ、出るとしか言えんだろう。

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