日本通信がNTTドコモの3G(W-CDMA)網を借り入れたMVNOによるサービスとしてプリペイド式モバイルIPフォンサービス「もしもし Doccica（もしもし ドッチーカ）」を2009年12月10日(木)に発売開始することを発表しています。3Gもしくは無線LANによる回線を利用してパソコンやスマートフォンによってIP電話として利用するというもの。USB型データ端末とモバイルIPフォン機能を搭載したPC用ソフトウェア「bアクセス」，パソコン用マイク付きイヤホン，8,000円分の通話・通信利用権を1つのパッケージにして19,800円で販売するとのこと。通話・通信料は追加で1,000円単位でクレジットカードによってオンラインでチャージできる仕組みだそうです。
通話時には通話料だけではなくパケット通信上で行われることから通信料も必要。通話料が国内のIP電話や固定電話宛が120秒10円で，携帯電話・PHS宛が40秒10円。海外宛の通話は地域によって異なるが，120秒10円の「ワールドA」，40秒10円の「ワールドB」，12秒10円の「ワールドC」，6秒50円の「ワールドD」と4つに区分されるとのこと。例えば，アメリカは120秒10円の「ワールドA」。通信料は3G接続時が1分10分，日本通信の無線LANアクセスポイント（ホットスポットなど公衆無線LANサービスを利用）では1回300円。ただし，自宅や会社など無料で利用できる無線LANアクセスポイントでは通信料が無料。3G網を利用して10分間携帯電話宛に通話すると通話料150円＋通信料100円で合計250円かかるという計算。無料の無線LANアクセスポイントから固定電話宛に10分間通話すると通話料50円＋通信料0円で計50円。ちょっとややしいですね＿|￣|○
年内にはWindows Mobileに対応予定。Androidにも対応予定らしいです。他にコンシューマ向けMVNOから来年度ないし来年の前半には日本通信のモバイルIPフォンが利用したスマートフォンが登場する見込み。月曜日の「ABC 2009 Fall」での質疑応答がまさにこれの振りだったとしか思えないｗ