もくじ
NTT-BPが提供している公衆無線LANサービス「無線LAN倶楽部」について。
概要
鉄道沿線(京王電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、西武鉄道、横浜市営地下鉄沿線)の駅および駅周辺スポットを中心にアクセスポイントを設置しているめずらしいタイプの公衆無線LAN(ホットスポット)サービスです。また、コンテンツシンクロサービスというコンテンツをダウンロード販売するというサービスにも重点を置いており、他のホットスポットサービスとはやや一線を置いています。アクセスポイントもそのほとんどが駅のホームなどにあるため、喫茶店などでじっくり座って作業をするというものではなく、どちらかというと立ったままさくっと作業することに重点を置いているように思えます。これらの性質からPDAでの利用にも力を入れており、設定方法や動作報告なども比較的きちんと書かれています。
各スポットの体験記
ローミングしているところ
ローミングサービスによって他社の公衆無線LANサービスを無料もしくは有料で利用できる。現在は以下のように数社のみだが、今後は拡大していくと思われる。以下の表は、無線LAN倶楽部のユーザーが利用できるサービスである。
詳しくはローミングについてを参照ください。また、ローミング先での設定については困ったときのQ&Aを参照のこと。また、タイムチケットではローミング先は利用できないそうです。
サービス名 | 利用料 |
Mzone* | 有料(400円/日)*1 |
駅でワイヤレス* | 無料 |
Bizportal* | 無料 |
ネオモバイル* | 無料 |
ローミングされているところ
こちらは逆に他社のサービスのユーザーが無線LAN倶楽部のサービスエリア(スポット)を利用できるというものである。ただし、現状ではローミングにより無線LAN倶楽部のダウンロードシンクロサービスは利用できないようである。これは残念だ。
サービス名 | 利用料 |
Mzone* | 有料(500円/日) |
b-mobile | 無料 |
駅でワイヤレス* | 無料 |
設定方法
SL-Zaurusにて
速度は400〜700kbpsくらい出ている。どちらかというと無線LANの電波状況とZaurus SL-C700の処理能力律速のようである。まぁ、PDAであればこれくらいで実用十分だろう。音声などのストリーミングも余裕でできる。動画もおそらく大丈夫だろう。むしろ、Zaurusのほうが駄目かも(笑)。
NetFront3.0でも当然できるが、w3mでもログインできる。ただし、w3mのSSLはやや遅いような気がする。また、w3mの場合は自動でログインページには行かず、どこかWWWなサイトに行こうとするとログインページが開き、ログイン後、JavaScriptで行こうとしたサイトへのURIリンクが表示される。やや面倒だが、実用上問題はない。と思ったけど、NetFront3.0でもログインページには自動では行かないのかも。よく考えたらホームページをWWWなサイトにしていたから自動で表示されただけかな。きっとそうだ(笑)。
一行コメント
*1 2004年3月末までローミング料金無料キャンペーン