総務省が日本通信の「b-mobileなどで利用されている携帯電話通信網を借り入れてサービスを行う「MVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者)」の参入を促進するために設けられたガイドラインの改正案を公開した。改正案では,実際に回線を運用する「MNO(Mobile Network Operator)」の間で協議がうまくいかなかった場合に総務大臣から協議を続けるように命令を出すようにMVNOが申し立てる権利やMVNOの端末調達に関する項目が追加されている。どうしても3G網を借りたい日本通信にはましな改正案なんでしょうかね。
2007年1月18日(木) 17:00まで意見募集を行い,9月に行われた「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」の最終報告書に明記され,「新競争促進プログラム2010」において2006年度中に「MVNO事業化ガイドライン」を改正を決定したことを進めることになる。
関連リンク
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