ウィルコムが中国網通と海外用新インターフェースを採用した「W-SIM」を共同開発!中国で採用


ウィルコムが中国第2位の固定・PHS事業者である中国網絡通信集団公司(中国網通)の研究組織「中国網通集団ブロードバンド応用国家工程実験室有限公司」と共同で新たに「W-SIM(ウィルコムシム)」の海外用インターフェースを開発したと発表しています。この中国版W-SIMを中国網通が2008年4月以降順次,中国内で販売開始する予定とのこと。また,これにより,ウィルコムは,「W-SIM」の海外への市場拡大を図るとともに,将来的には日本国内向けの端末ラインアップの強化や「W-SIM」対応ジャケットのコスト低廉化をめざしてくそうです。コストメリットに期待ですな(≧▽≦)ノ ジャケットはどうするんだろう?まぁ,これも同じく順次向こう向けのを出すんでしょう(^_^; まずは,パソコン向けにUSB接続タイプのデータ通信端末が提供される予定とのこと。このW-SIMおよびジャケットは中国のベンダーが製造するらしい。大きな違いは「PIMカード」に対応することで,それによりソフトウェア変更が加えられているそうです。これが独自ATコマンドってことなのですかね?これにより,現時点では日本国内で販売されているW-SIM対応端末に中国版W-SIMを装着しても使用できないそうですよ_| ̄|○ 後,中国網通が百度と共同でメールでウェブ検索する中国PHS「小霊通」向けサービスをはじめたそうですよ。

中国版「W-SIM」
[IMG] 20080326_wsim_01.jpg
サイズ(W×D×H)mm 約25.6×4.0×42.0
質量 約10g
アンテナ 内蔵アンテナ
制御コマンド 独自ATコマンド
音声通話機能
データ通信機能
対応通信方式 4xパケット方式
1xパケット方式
64kPIAFS
32kPIAFS

[IMG] 20080326_wsim_02.jpg

関連リンク


1 thoughts on “ウィルコムが中国網通と海外用新インターフェースを採用した「W-SIM」を共同開発!中国で採用”

  1. 「海外版インタフェース」ということは、完全な互換性があるという訳ではなさそうですね。
    ハード的にはほぼ一緒みたいですし、リージョンコードみたいなものでロックを掛けられるということかな。
    日本で購入した端末を持ち出されるのは問題だけど、自分のを海外でも使いたいという要望はどう叶えるんでしょうか。

コメントを残す

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください