ウィルコムのの代表取締役社長に久保田幸雄氏が2009年8月26日(水)付けで就任することを発表しています。久保田氏は元ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの代表取締役社長で2008年2008年6月ソニーの業務執行役員SVPを歴任していた人物。カーライルの強い意向があったようで2009年6月からウィルコムに入社してアドバイザリーというポジションに就いていたという。26日(水)に開催される臨時株主総会および取締役会で決定する予定とのこと。
現代表取締役社長である喜久川政樹氏は代表権のない取締役副会長に就任する。ウィルコムではこれまでも元社長の山下孟男氏および前社長の八剱洋一郎氏も同様に社長を退いた後に副会長に就いていた。他にも現代表取締役会長である木下龍一氏が取締役相談役に,現ウィルコム取締役でカーライルジャパン共同代表である安達保氏が取締役会長に就く。
全体的に旧DDIポケットの人材からよりカーライルが直接的に経営する体制に移ったというところ。これはすでに今年6月に土橋匡氏と近義起氏の両名が取締役副社長から執行役員副社長に役職を変更されたいたのに続く。
社長を交代した理由としては10月から「XGP(次世代PHS)」方式を用いた「WILLCOM CORE XGP」サービスを開始予定となっているため事業構造が大きく変わる中でより強固な経営判断が必要になるためとのこと。XGPのサービスインについて現時点で計画に大きな変更はない。また,代表権を社長に集約することで迅速な意志決定の実現と、経営責任の所在の明確化を図る狙いもあるという。
一応喜久川氏と木下氏は最近のウィルコムの純減が続く状態の経営責任を取る形で現職を辞任するということになっているようですね。喜久川さんはなかなか大変な時期を指揮していたわけですが2.5GHz帯の免許取得やおサイフケータイ導入など成果もあったんじゃないかなと思います。お疲れ様でしたm(__)m まだ役目はあるんでしょうが(´Д`;) 後任の久保田さんにはソニエリ/ソニー製デバイスを出してとはまでは言わないですが面白い端末を出してくれるといいなと思いますo(*^▽^*)o
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