ソフトバンクモバイルが携帯電話向け無線LANサービス「ケータイWi-Fi」対応端末とiPhone向けに端末本体価格が割り引きされる定額パケットオプション「Wi-Fiバリュープラン」および「Wi-Fiバリュープラン(i)」を2010年2月1日(月)から提供することを発表しています。
Wi-Fiバリュープランは「ケータイWi-Fi」対応機種向けのパケット定額オプションでパケット定額料金(月額4410円)と「ケータイWi-Fi」の利用料(月額490円)のセットで対応端末の本体価格を最大4800円分割り引くパケット料金プランとなっています。また,iPhone向けの「Wi-Fiバリュープラン(i)」はパケット定額料金(月額4410円)と公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-FIスポット(i)」の利用料(月額490円)でiPhoneの本体価格を最大1万1520円割り引くというものです。
どちらも新規契約および買増時に新スーパーボーナス用販売価格で購入する際に同時に申し込む必要があるとのこと。新スーパーボーナスでは2年契約が条件で中途解約時には解除料9975円がかかるという。「Wi-Fiバリュープラン」および「Wi-Fiバリュープラン(i)」でもこの条件が適用されるそうです。契約時には料金プラン「ホワイトプラン」「ホワイトプラン(i)」(いずれも月額980円)と「S!ベーシックパック」「S!ベーシックパック(i)」(いずれも月額315円)の契約が必要。
「Wi-Fiバリュープラン」でフルブラウザなどを利用した場合に定額利用料は月額5985円。パソコンなどと接続して通信モデムとしてパケット通信した場合に1パケット(128byte)あたり0.21円の従量制となります。
また,「ケータイWi-Fi」および「ソフトバンクWi-Fiスポット(i)」は2010年12月31日までに申し込むと月額利用料が無料となるとのこと。「ケータイWi-Fi」では「ソフトバンクWi-Fiスポット」も利用可能。「ソフトバンクWi-Fiスポット」は公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」に加えて「今後さらに拡張されるエリアでも公衆無線LANが利用できるようになる」としている。ただし,現時点では拡張エリアが発表されておらず、BBモバイルポイントと同じエリアに対応している。
現在,iPhone割引キャンペーン「iPhone for everybodyキャンペーン」を展開していますが,このキャンペーンは1月31日に終了する予定。このために2月1日以降にiPhoneをこれまで通り分割購入した場合は端末支払い額が0円~とならなくなる場合があります。今回の「Wi-Fiバリュープラン(i)」を契約することでソフトバンクの言う「実質負担額」が2月1日以降も16GB版が0円,32GB版が480円で購入できるというわけですね。「Wi-Fiバリュープラン(i)」では現行の「パケット定額フル」(月額1029~5980円)と比較すると下限の料金が値上がりして上限額が値下がりしています。より無線LANにインフラを流したい感じですかねぇ~。