ウィルコムが次世代PHSでタイAWC社と共同検討&京セラがW-OAM typeG対応基地局量産へ


ウィルコムがタイのAWC社(Asia Wireless Communication Co.,Ltd.)と共同で「次世代PHS(XG-PHS/XG-P)」の検討を行うことを発表しています。AWCはタイでPHSサービスを行っている会社ですね。また,まだWeb上に情報が出てないようですが京セラが高度化PHS「W-OAM typeG」およびバックボーンの光IP化に対応した基地局を2007年12月より量産し,次世代PHS対応基地局の開発も積極的に行っていくとリリースを出しています。とりあえず,審問に向けてプラス材料ですかね。福田さんと違い“おみあげ”できましたw さらに,京セラでは先日11/2(金)に開催された中間決算説明会のプレゼンテーション資料が公開されていますよ。まぁ,PHS/WILLCOMについては「国内PHS端末事業の強化」くらいしか書かれていませんが…。

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4 thoughts on “ウィルコムが次世代PHSでタイAWC社と共同検討&京セラがW-OAM typeG対応基地局量産へ”

  1. 12月からPHSを量産開始と言う事で、実際に設置稼動するのは来年2月か3月頃からですよね。
    「今年度運用開始」と言えば嘘じゃないけど・・・・・

  2. なるほど、TypeGの最高速で、400kbps程度が上限なわけがわかりました。順次置き換え、とか言ってたから、まだ浸透してないだけかと思っていましたが、導入が始まってすらいなかったんですね。正直驚いた。

  3. ん? 京セラ製の対応基地局がこれから出荷、というだけでは。今までこのレベルの話でプレスリリースを出すことが無かったわけだし、他社(三洋電機とか)製のものがあったのではないかと思いますが。
    プレスリリースの「読み方」は知らないけど、これの主題は次世代PHSの後押しではないでしょうか。
    > TypeGの最高速で、400kbps程度が上限
    この数値は実測ですか? 非IPのtypeGエリア内の値としても妥当な数字だと思います。カタログスペックは8x/64QAM/非IPで512kbps、8x/8PSKでは408kbpsとされています。実測は大体3/4あればいいらしいので、それぞれ384k、306kくらいになるかと。
    # 3/4というのは日本無線の技術資料から。
    # http://www.jrc.co.jp/jp/company/html/review52/04.html

  4. > TypeGの最高速で、400kbps程度が上限
    いや、自分で調べた限りで、ネット上で報告されている実測レポートの上限値ですw
    つまり、なんら信頼性はないというもの。
    もっとも、自分で4xW-OAM(AX420S)を使って調べた範囲では最高速160kbpsってところですから、そう外れてはいないかな、という感触ですが。
    ってことは、京セラ以外の基地局を使って既にIP化されている地域がありうるってことなのかな。それにしては、800kbpsどころか600kbpsに近い速度が出てると言った報告を見た事がないですね。ただでさえエリアがハッキリしてないW-OAM対応基地局の中の、さらにIP化された新型基地局があるところですねなんか、文字どおり「稀」なのでしょうが。

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