ウィルコムが総務省に対して「次世代PHS(XG-PHS/XGP)」の商用サービスに向けた研究・開発を行なっている進捗状況を報告ことは先日伝えましたが,同じく2.5GHz帯BWAシステムの周波数免許を割り当てられたUQコミュニケーションズも「モバイルWiMAX」の進捗状況を報告・公開しています。もとひこさんにお知らせをいただきました!情報ありがとうございますm(__)m 知らなかったのですけど,割り当てられた30MHzのうち10MHzは屋内専用で使うんですね。具体的な内容は各自チェックのこと~(≧▽≦)ノ 気になった点などを続きにピックアップしておきますm(__)m
2008年度(2009年2月28日)に東京23区および横浜市でサービスを開始し,2009年度夏頃にはエリアを東名阪広げ,2012年度まで順次全国にエリア展開を進めていくとのことです。全国合計で23区696市398町44村に拡大する計画。
- 2009年2月の試験サービス開始時には当初計画した東京23区および横浜市に新たに川崎市を加えて連続したエリアで開始するように検討
- 2010年度に50%以上、2011年に80%以上のカバー率を達成し、全国合計のカバー率では、2012年度までに93%に拡大する計画
- 一部、2009年2月のサービス開始のエリアに川崎市を加えて拡大の見直しを検討
- 2008年度に600局、2009年度に4,000局、2010年度に9,000局、2011年度に14,000局、2012年度には19,000局を開設する計画
- 屋外基地局の展開計画に加え屋内用基地局等を用いた屋内エリアの充実も計画に盛り込む
- 屋内基地局の年度毎の全国ベース累計は、2012年度には19,000局を開設する計画で申請
- 駅構内および駅プラットホーム、トンネルなどにおいてモバイルWiMAXのエリア設計の設計法確立のため、電波伝搬及び通信評価実験をJR東日本殿と共同で2008年2~3月にかけて実施
- 空港など鉄道施設以外にも拡大して前倒し対策を検討
- 事業参加するKDDIが運用する携帯電話基地局に併設、活用する事で早期のエリア展開を進める計画
- 机上によるエリア設計及び概略シミュレーションについては全国レベルで既に完了
- 初期サービス開始エリア(東京23区、横浜、川崎も追加)については詳細シミュレーションを実施
- 各局単位にセクタ数/アンテナ種別、アンテナ方向、チルト角等の基地局パラメータを決定
- 屋外基地局の建設に対しては、2008年6月以降に概ね100局/月のペースで確実に基地局建設作業が進捗するように、建物オーナとの契約締結を進める