ウィルコムが「XGP(次世代PHS)」に対応したデータ通信端末を中国メーカーであるZTE(中興通訊)と共同開発すると日本経済新聞が報じています。ZTEと組むことで国内メーカーよりも2~3割安くなる見込み。また,中国市場への次世代PHSの普及においても連携していくとのこと。
ウィルコムは中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)と次世代PHS事業で提携する。今秋に始める商用サービスで使うデータ通信カードを共同開発する。ZTEと組むことでカードの価格を国産より2、3割安くし、光ファイバー回線並みの通信速度で動画などをやり取りできる新サービスの普及を狙う。世界最大のPHS市場である中国への導入でも連携する。
中国におけるPHSサービスは終了するわけですが,うまく次世代PHSが割り込めればいいですね。モバイルWiMAXには否定的な中国政府ですが,TD-SCDMAのようにWiMAXベースな中国独自仕様と気づいたら次世代PHSが共通化されてとかなら十分ありえるかな( ̄▽ ̄)ノ なかなか難しいかと思いますが頑張って欲しいところ。つか,そもそもXGPの普及についてはPHS MoU Groupとかに参加しているわけだししてるんじゃないのかな…。より積極的にということなんだろうけども。中南米とかアフリカとかの市場を狙ってくださいw
関連リンク
- ウィルコム、次世代PHSで中国大手と提携 端末など共同開発(IT+PLUS)
- Willcom To Tie Up With China’s ZTE For Next-Gen PHS(Nikkei Net Interactive )
- 中信将与日本Willcom共同??下一代PHS?端(新浪网)