WILLCOM/似非着うた

UPDATE Tue Aug 27 17:28:13 2013
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もくじ

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ウィルコム向け端末での「着うた」もどきのまとめ。

概要

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 ウィルコムの音声機種におけるなんらかの声の入った着信音「似非着うた(着うたもどき)」についてのまとめです。ウィルコムの音声機種では、京セラ系WXシリーズ向けに公式に着信ボイスが提供されていますが、それ以外の機種でもユーザーにより「似非着うた」を自作することができます。方法が判明している機種と、それで利用できる音声ファイルは以下のとおり。

機種ファイル形式(コーデック)サンプリングレートビットレート圧縮率
AH-K3001VDXMファイル(4bitADPCM)4/8/16/32kHz16〜128kbps
WX300K
WX310K
WX320K
WX320KR
9(nine)
9(nine)+
HONEY BEE
WX330K
WILLCOM 9
HONEY BEE 2
WILLCOM LU
WX340K
BAUM(WX341K)
HONEY BEE 3
HONEY BEE BOX
MFMファイル(G.726 2/4bitADPCM)8/16/32kHz16〜128kbps
WX310SA
WX310J
3G2ファイル(AMR)8kHz12.2kbps
WX321J
WX320T
WX330J
3G2フィイル(AAC)8kHz48kbps

※WX310Kは追加アプリケーションのミュージックプレイヤーを導入すれば、MP3ファイルも着信音として利用できます。音質が断然MP3のほうがいいです。

※このページのネタの多くはnineで着ロ貝。および2ちゃんねる携帯機種板各スレに拠っています。作者とnineスレ、日無スレの面々に感謝。

※CDなど市販の音源を加工しての利用は、私的使用に限って認められています(著作権法第三十条)。著作権者に無断でのインターネットのサイトでの公開 (アップローダなど) は止めて下さい。「着うた」「着うたフル」はソニー・ミュージックエンタテイメント社の登録商標です。

「DXMファイル」作成方法

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対応機種

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作成方法

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「MFMファイル」作成方法

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対応機種

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作成方法

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ステップ1:wavファイル作成

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 CDなどからwavファイルを作成します。そして、それをモノラルPCMに変換します。様々なツールを用いることが出来ますが、ここでは音質面からwavconvを奨めておきます。

 ビットレートは次のmfmファイルのものにそろえるとよいでしょう。量子化ビット数は16ビットとします。

ステップ2:mfmファイル変換

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 Faith社のオーサリングツール「Ring Tone Authoring Tool」を用います(Ring Tone Authoring Toolがダウンロードできない場合には直リンクから行ってください)。具体的な方法については「こちら(nineで着ロ貝。様)」や「memn0ck.com」を参照して下さい。スクリーンショット付きで詳しく解説されています。

ステップ3:端末への転送

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 WX300K/WX310K/WX320K/WX320KR/HONEY BEE(WX331K)/WX330K/HONEY BEE 2(WX331KC)/WX340K/BAUM(WX341K)/HONEY BEE 3(WX333K)/HONEY BEE BOX(WX334K)は、mfmファイルをサウンド関連と認識しませんので、作成されたファイルの拡張子をmidに変更します。9(nine)/9(nine)+/WILLCOM 9(WS018KE)/WILLCOM LU(WS023T)では拡張子はmfmのままで大丈夫です。

 作成したファイルはメールに添付して送信するか、ユーティリティソフトで書き込みます。ユーティリティを利用した場合、WX300Kでは転送できるファイルサイズが530kBまでとされていますので注意して下さい。WX310K/WX320K/WX320KRでは5MB制限ですが、端末側の制限が別にある模様です(後述)。

制限など

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 再生できるファイルにサイズ制限がある模様です。WX320Kでは1MB以上のファイルは再生出来ませんでした (1,048,099バイトはOK、1,048,899バイトはNG)。9(nine)は300kB以下となります。

 サンプリングレート (sampling rate)、符号化ビット数 (resolution) を大きくすると音質が向上しますが、確実にファイルサイズが肥大化します。WX320Kでは32kHz4ビットADPCMも再生できることは確認しましたが、8秒のデータで130kB超となってしまいました。

 その他の機種での制限に関する情報を募集しています。

技術的背景

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 以下は想像ですので話半分に。

 NECエレクトロニクス製メロディLSIを搭載している機種では、Faith社のオーサリングツールを用いて作成することが出来る、MFMPというフォーマットで音楽の再生が可能になっています。NECエレクトロニクスのサイトには、MFMPフォーマットについて「SMFとADPCMを同期化」したものと解説されています。SMFは「標準MIDIフォーマット (Standard Midi Format)」、一般にMIDIファイルといえばこれのことを指します。ADPCMは圧縮されたPCMの1つの方式です。MFMPとは、SMFを拡張して同梱されたADPCM音声を再生するものではないかと想像されます。これを拡張子mid (標準MIDIフォーマット) と騙してやることでADPCM音声が再生できるものと考えられます。

「3G2ファイル」作成方法

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対応機種

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作成方法

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 WX310J/WX310SAはAMRモノラル8000Hzの3g2ファイル、WX321J/WX320TはAAC モノラル 8000Hzの3g2ファイルを登録する事が出来ます。詳しくは携帯動画変換君のWikiにまとまっています。ただし、WX321J/WX320T/WX330J用の携帯動画変換君の設定ファイルはエラーが出るのでfile:Transcoding_WILLCOM_AAC.zipを使ってください。

機種WX310JWX310SAWX321JWX320T
ファイル8kHz,モノラル,MPEG4-AMR8kHz,モノラル,MPEG4-AAC
拡張子3g2
参照リンク携帯動画変換君 - WILLCOM WX310SA携帯動画変換君 - WILLCOM WX321J

一行コメント

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