MNP開始後で各社の秋冬モデルが出揃ったこともあり,携帯電話・PHSの出荷台数総数は前年同月比111.2%の461万1,000台となった。3G端末が444万9,000台(同149.0%),2G端末が7万3,000台(同7.5%),PHS端末が8万9,000台(同45.4%)となり,完全に2Gから3Gに移行したほか,昨年は新機種が多く発売されたウィルコムが今年は「W-ZERO3 [es] Premium Version」程度で目立った動きがなかったため低調となった。ただし,ウィルコムを含むPHSについては,前月(2006年10月)よりも出荷台数は増えている。また,JEITAの統計におけるPHS端末のカウントは,京セラ,三洋電機,日本無線などの9社となり,現在において主力となるネットインデックスなどがないことから,直接PHS端末出荷台数とはならない。

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