ウィルコムの高度化PHS「W-OAM」に対応したアルテル製W-SIMカード、“赤耳”こと「RX420AL」の最新ファームウェアとなるバージョン1.01が公開されています。変更点は「W-ZERO3 [es]」利用時の発着信動作を改善とのことです。バージョンアップソフトウェアはW-ZERO3 [es]用のもので,バージョンアップもW-ZERO3 [es]で行うようです。また,データ端末“DD”やWS008HA用のドライバ(モデム設定ファイル)や取扱説明書なども公開されていますよ!
さらにRX420ALの単体発売も開始されています。「ウィルコムストア」では年間契約必須ですけど新規および機種変更(10ヶ月以上)の価格が3,800円と比較的安いのは嬉しいところですね。と,安いと思ってしまいましたが,通信部分だけと考えると高いのかねぇ?ちと感覚がわからないかも。すでにウィルコムストアでは売り切れてしまったようですけど,すぐに充填されるんじゃないかなぁ。早く欲しい人は大手量販店やらメイプランニングなどの他のオンラインショップでまだ売っているのでそちらでいいんじゃないかと。RX420ALの単体発売しているオンラインショップは少ないのですかね?というか,ウィルコムカウンター新さっぽろ店では「W-ZERO3(WS003SH)」とRX420ALのセット販売をしているようです。「W-ZERO3 [es]」とかとのセットもそのうちでますかね。
バージョンアップはマニュアルどおりにやればOKだけども,ポイントとしてはダウンロードしたCABファイルをルート(本体メモリ)の「¥My Documents」フォルダに入れてインストールを行うことと,バージョンアップ完了後はW-ZERO3 [es]を再起動しなきゃいけないことあたりですかね。バージョンアップ自体は2~3分程度で終了するので,作業全体としても10分もかからないでしょう。ちなみに,なにが変わったのかよくわからなかったりしてorz
9 (nine)を購入した際についていたRX420ALのファームウェアのバージョンは1.00だった。 | 早速バージョンアップするためにバージョンアップソフトをダウンロードしてインストールする。 |
インストールは本体メモリの「My Documents」フォルダに入れないと「失敗した」となるので注意。 | 左記のせいで思わずマニュアルを見てしまったがようやくインストール完了。 |
スタートメニュー→プログラムに「W-SIM VersionUp Tool」ができているので実行。アイコンもちゃんと“赤耳”だ(笑)。 | 「W-SIM VersionUp Tool」実行画面。ここでもちゃんとファームウェアが1.00であることがわかる。 |
バージョンアップ自体は2~3分で終了するが一応ACアダプタに接続して行ったほうがいいかもしれない。 |
バージョンアップ後のバージョンは1.01となるようだ。単体発売前にW-ZERO3 [es]でのチェックしてなかったんだろうかと思ってしまう。。。無事バージョンアップ成功。 |
バージョンアップ後は再起動が必要。しないとRX420ALを認識しないで情報も???になっている。 |
設定→電話→その他→W-SIM情報を見てもちゃんと情報がRX420ALで1.01になっていることがわかる。 | バージョンアップツールをアンインストールしてCABファイルを削除してしまおう。 |
関連リンク
- アルテル、W-SIM「RX420AL」の最新版アップデータ公開(ケータイWatch)
- アルテル、“赤耳”こと「RX420AL」のバージョンアップソフトを配布(ITmedia)
- ウィルコム『RX420AL』のバージョンアップ 『W-ZERO3[es]』と組み合わせた際の発着信動作を改善(ASCII24)
- ネットインデックス、データ通信モジュール“DD”についてW-OAM対応W-SIMへの対応手順を公開(ASCII24)
- 高度化通信規格“W-OAM”対応 W-SIM「RX420AL」の最新アップデータが公開(WindowsCE FAN)
http://www.altel.jp/download/pdf/version_up_w-sim-ver1_01.pdf
バージョンアップマニュアル 450KB(アルテル)更新
WS003SHでもバージョンアップできますた。