UQ WiMAXから「UD01NA」が届いたのでファーストインプレッション！エリアは速度は！？

届いた箱は小さめ。中にメタリックでシルバーな製品の箱とモニターよろしくな紙とかが入ってます。シルバーな製品の箱はCDアルバムと同じくらいの大きさ。箱を開けるとすぐに端末が現われます。

今回選んだ端末はNECアクセステクニカ製USBスティック型「UD01NA」。モバイルWiMAX（IEEE801.16e）方式で10MHz幅による20HMz帯域を使ったMIMO×2による通信が可能。同じUSB型としては「UD01SS」よりも少し大きいのですが，最大消費電力1.5Wと少なかったり，縦横自由にヒンジが動くところが選択のポイント。早速「WILLCOM D4」に装着して使ってみました。

ドライバやユーティリティは最近流行りのゼロインストール方式で「UD01NA」を装着するとパソコンの設定にもよりますが自動でインストーラーが起動して指示通り操作していけばすぐにインストールできます。

Windows 7 β版を導入してあるD4でもなんら問題なくあっさりとインストールできてしまいました。インストールが完了すると再起動を求められます。再起動するとユーザーアカウントのほうのスタートメニュー内にある「プログラム＞スタートアップ」にユーティリティのショートカットが入っているので勝手に起動します。自動起動しないようにするにはそれをサクっと削除すればOK。ユーティリティが起動していると右下にアイコンが表示されます。

ユーティリティメイン画面。初期設定では自動的にWiMAX基地局をサーチして接続するようになっています。設定から手動接続にも変更可能。自宅の窓際でようやくアンテナ1本くらいしか立たないくらい。自宅や職場が圏外という話もよく聞くのでいいほうかなと。接続には多少時間がかかる感じがします。無線LANよりかなり。ただこれは電波状態が悪いからなのかどうかは今後チェックしていきたいところ。

ユーティリティ設定画面。通信履歴とかも見れます。自動起動の設定もユーティリティにありましたね。気にしない。ユーティリティのバージョンは「UQ WiMAX Connection Utility Version 1.1.0」となっています。

デバイスとしては「UD01NA WiMAX Network device」となります。他の携帯電話やPHSのようにモデムといった扱いではなく無線LANと同じネットワークアダプタのみということですね。製造元は「Beceem Coomunications Pvt. Ltd」が入っているのでチップがBeceem製ってことなのかなと思います。

スピードテストサイト「speedtest.net」によって速度測定した結果およびwww.yahoo.co.jpにpingを打った結果です。上り速度が43kbpsとか100kbps以下くらいしかなんか出ないんですが，下り速度は2～3Mbpsほど安定して出ます。上りは電波が微妙だからですかねぇ。エリアさえ充実してくれば良さそうです。後は人数増えた時にどれくらい速度が出るかですかね。最近の都心部での昼間のイー・モバイルはかなり速度でないですかねぇ。なんかパケットが流れなかったり切れたりするときもあるし。ひとまずそんな感じで。