もくじ
NTT-BPが運営する公衆無線LANサービス「無線LAN倶楽部*」の京王井の頭線渋谷駅について。
概要
無線LAN倶楽部については別途説明ページを参照のこと。今回は定額PHSサービス「b-mobile」からのローミングサービスからZaurus SL-C700を用いて利用した。そのため、無線LAN倶楽部の売りのひとつである「コンテンツダウンロードサービス」などは利用していない。これらも利用できると嬉しいのだが、対応することはあるのだろうか?
設定&接続
特に問題もなく他の無線LAN倶楽部のスポットと同様の設定で接続可能である。ESS-ID/WEPなどは無線LAN倶楽部ユーザーは申し込み時に配布された資料に、b-mobileユーザーはユーザー登録ページを参照することにより取得することができる。また、設定方法は利用するための準備を読めばわかると思う。
接続は、アクセスポイントに接続するとウェブページが自動で開き、ウェブ認証を行うページが開かれる。そこで、UserID/Passwordを入力し、承認されるとウェブページ閲覧および他のネットサービスを利用できる。b-mobileユーザーは、UserIDをUserID@bmobile.ne.jpと入力することが注意点である。
どんな場所?
無線LAN倶楽部のスポットは路線のホームなどに主に設置されており、他の喫茶店などに主にスポットを設置しているサービスとは異なる。しかしながら、私にとって見れば駅のホームで、電車の待ち時間に利用できるのはありがたいことだ。できれば電車内での利用も望まれるが、このあたりは車内への無線インフラと法整備などの問題もあるようで、なかなか進展がない様子である。
京王井の頭線渋谷駅のスポットも例に漏れず、駅改札内のホームにて利用できる。ホームにはベンチがあるが、1日の多くは混んでいて座れないことも多い。駅柄ホーム自体が込んでいることが多いので、座ってゆっくりと利用できる場所が常にあるわけではないと思ったほうがよいだろう。アクセスポイントは売店のある2番線のほうに2箇所設置されているようである。ベンチのある場所は、比較的電波も良好で利用しやすい。1番線の端に行くと無線LANカードなどの機種によっては通信できないこともあるようだ。Zaurus SL-C700+WLI-CF-S11Gの組み合わせだと通信できなかった。ただ、このWLI-CF-S11Gという無線LANカードはかなり感度の悪いほうであるのでノートパソコンなどでは利用できるかもしれない。一応、屋内ではあるが冬などはちょっと寒い。また、もちろん電源なども利用できないので、立ったままささっと利用するのがいいようだ。
私の場合はZaurus SL-C700に自動スクリプトを作っておき、改札に入るくらいから接続を開始し、メール取得やニュース取得などを行っている。回線速度は十分速いので数分で終了するため、乗り換え時間でも利用に耐えうる。電車の中でゆっくりそれらを読んだり、メールの返信を書いたりしている。
2004-02-11 (Wed) 04:31:47 - written by memn0ck