もくじ
ソフトバンクモバイルのまとめページ。
概要
ソフトバンクの携帯電話事業はブランド名を「SoftBank」として、子会社であるソフトバンクモバイルが行っている。2006年10月1日にイギリスの世界最大のケータイキャリア会社「ボーダフォン(Vodafone)」から携帯電話事業を買収し、日本においてはNTTドコモ、au by KDDIについで3位となる規模。
通信方式は第2世代にPDC方式、第3世代にW-CDMAを採用している。ボーダフォン時代から受け継ぎ、GSM/W-CDMAデュアル端末が多くを占め、“海外に行ってもそのまま利用できる”といったところはメリットとなっている。また、PDC方式は2008年3月31日に新規契約受付を終了することを発表しており、W-CDMA方式への移行を進めている。
3Gサービスは同じくソフトバンクの子会社となるYahoo! JAPANをコンテンツの入り口として最大限に利用し、孫社長の思想に基づき、端末・コンテンツ・エリア(基地局整備)・サービスの4つの柱をきっちり固めていくという戦略を取ろうとしている。また、“大人のソフトバンク”という発言を繰り返し、無茶はしないといったところを強調している。3Gサービスの基地局は2006年第2四半期末ですでに2万5千局が設置完了されており、さらに2006年度末には4万6千局にまで達する計画とされている。
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主な沿革
- 1984年10月 - 日本テレコム株式会社設立
- 1986年7月 - 日本国際通信企画株式会社設立
- 1986年12月9日 - 鉄道通信株式会社設立
- 1987年4月 - 鉄道通信株式会社が日本国有鉄道から事業を引き継ぎ営業開始
- 1987年8月 - 日本国際通信企画株式会社が商号を日本国際通信株式会社に変更
- 1989年5月1日 - 鉄道通信株式会社を存続会社として日本テレコム株式会社を合併し、商号を日本テレコム株式会社に変更
- 1991年7月6日 - 株式会社東京デジタルホン設立
- 1991年11月25日 - 株式会社関西デジタルホン設立
- 1992年3月7日 - 株式会社東海デジタルホン設立
- 1994年3月15日 - 株式会社デジタルツーカー九州設立
- 1994年9月6日 - 日本テレコム株式会社が東京証券取引所(現・株式会社東京証券取引所)及び大阪証券取引所(現・株式会社大阪証券取引所)の各市場第二部に上場(1996年に各市場第一部に指定)
- 1994年10月28日 - 株式会社デジタルツーカー中国設立
- 1995年4月28日 - 株式会社デジタルツーカー東北設立
- 1995年7月28日 - 株式会社デジタルツーカー北海道設立
- 1995年9月4日 - 株式会社デジタルツーカー北陸設立
- 1995年10月4日 - 株式会社デジタルツーカー四国設立
- 1997年10月1日 - 日本テレコム株式会社が日本国際通信株式会社を合併
- 1998年5月25日 - ビーティ・コミュニケーションズ・サービス株式会社設立
- 1998年11月30日 - 株式会社アイエムティ二千企画設立
- 1999年8月31日 - 日本テレコム株式会社がビーティ・コミュニケーションズ・サービス株式会社(同日に商号を日本テレコムコミュニケーションズサービス株式会社に変更)を完全子会社化
- 1999年10月 - 携帯電話9社がジェイフォン東京株式会社等、「ジェイフォン」を冠した商号に各々変更
- 2000年2月 - 日本テレコム株式会社が株式会社アイエムティ二千企画を子会社化
- 2000年4月1日 - 株式会社アイエムティ二千企画が商号をジェイフォン株式会社に変更
- 2000年5月1日 - 日本テレコム株式会社が日本テレコムコミュニケーションズサービス株式会社を合併
- 2000年5月9日 - ジェイフォン株式会社が携帯電話9社による第三者割当増資を引き受け、9社の議決権の過半を有する筆頭株主となる
- 2000年10月1日
- ジェイフォン東京株式会社を存続会社としてジェイフォン北海道株式会社及びジェイフォン東北株式会社を合併し、商号をジェイフォン東日本株式会社に変更
- ジェイフォン関西株式会社を存続会社としてジェイフォン北陸株式会社、ジェイフォン中国株式会社、ジェイフォン四国株式会社及びジェイフォン九州株式会社を合併し、商号をジェイフォン西日本株式会社に変更
- 2001年10月 - Vodafone International Holdings B.V. による日本テレコム株式会社の株式の公開買付けの結果、 Froghall B.V. の保有分を合わせて、両社の親会社である Vodafone Group Plc が日本テレコム株式会社の議決権の過半を有する親会社となる
- 2001年11月1日 - ジェイフォン株式会社がジェイフォン東日本株式会社、ジェイフォン東海株式会社及びジェイフォン西日本株式会社を合併
- 2001年12月18日 - Vodafone International Holdings B.V. が Froghall B.V. を合併し、同社が日本テレコム株式会社の議決権の過半を有する筆頭株主となる
- 2002年8月1日
- 日本テレコム株式会社が商号を日本テレコムホールディングス株式会社に変更
- 新設分割し、日本テレコムホールディングス株式会社の完全子会社として日本テレコム株式会社を設立
- 2003年10月1日 - ジェイフォン株式会社が商号をボーダフォン株式会社に変更
- 2003年11月14日 - 日本テレコムホールディングス株式会社が日本テレコム株式会社の株式の総てをリップルウッドへ譲渡
- 2003年12月10日 - 日本テレコムホールディングス株式会社が商号をボーダフォンホールディングス株式会社に変更
- 2004年6月 - Vodafone International Holdings B.V. がボーダフォンホールディングス株式会社の株式を公開買付けし、96.08%取得
- 2004年10月1日 - ボーダフォンホールディングス株式会社を存続会社としてボーダフォン株式会社を合併し、商号をボーダフォン株式会社に変更。Vodafone International Holdings B.V.(英国) の株式の所有割合が97.68%に上昇
- 2005年5月13日 - 少数特定者持株数が上場株式数の90%超となった為、上場廃止基準に牴触し、株式会社東京証券取引所及び株式会社大阪証券取引所が株式を株式公開|監理ポストに割当
- 2005年8月1日 - 上場廃止
- 2006年3月17日 - 英Vodafoneが日本法人の携帯電話事業を1兆7,500億円でソフトバンクに売却することで合意
- 2006年5月18日 - 10月1日より社名をソフトバンクモバイルに変更すると発表
- 2006年8月31日 - 2008年3月31日にてPDC方式の新規加入受付を終了することを発表